ちいまるの徒然日記

息子のとんとん応援日記と自分の好きなこと | 2E教育と療育を考える

うちのHSC 猫さん(Highly sensitive cat )

うちの猫さん、2年前に生後6か月の女の子の元のら猫を動物病院から引き取った。

猫は飼ったことがなかったけれど、会社の同僚から保護ネコを引き取った話を聞いてからとても興味があった。

当時息子の癇癪や繊細さに難しさを感じながら子育てをしており、(その後小学校入学後からカウンセリングに通っている)兄弟もいないことから、動物を飼ってみることで

息子にもいい影響が出るかもしれないし、なにより私が飼ってみたい、と思っていた。

実際息子もとてもよい方向にいったとおもう。

 

うちの猫さん、野良猫が生んだ赤ちゃんで引き取り時、生後すでに6か月ほどだったので、我が家へ来た時の警戒心ははんぱなかった、慣れるのに時間がかかった、最初の数か月は我々家族がいない時間を見計らってごはんを食べていて、家族がリビングルームにいるときは決してソファの下から出てくることはない、という家庭内別居状態が続いた。

 

1か月ほどすると猫は女性の声を好むらしい、それが理由か、私がケージに近づくと、撫でてといわんばかりに甘えん坊な様子をみせるようになった。

2年後のいまではすっかり夫や子供にもなつき、のびのびと暮らしているが、家に人がくるときはいまだに決して姿をみせない。

 

せっかく可愛らしい姿を他の人にも自慢してみてほしいと思っているけれど、やっぱり家族以外には心をひらかない猫さん。

その猫さんの姿がまさに自分の幼少期になんだかとっても重なった、誰かがくると、逃げる逃げる!親戚のなかでは無口で愛想もなく、この子はしゃべらん子ね~とレッテルが張り付けられたあとはそれを剥がす突破口も見つけられなかった。

そんな他者からみたらつまらない子ね~で終わってしまいそうだが、家族に対してとっても愛情深い。

私が夜更かししていれば、寝室にいくまで、近くで絶対に寄り添って寝てくれている、

決して膝の上とかには来てくれないけれど、嬉しい。

そして寝室に移動すれば一緒にきてこれまた私の布団の足元でちょこんと寝る。一緒にお布団に入ってくれればいいのだけれど、控えめで自己主張してこないところがまた

親近感がわく。

 

我が家にやってきてくれた出会いって運命なのかもしれない。